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By wps.

ANA SFCのメリットを振り返る

ANA Super Flyers Card(ANAスーパーフライヤーズカード)の破壊力はやっぱり凄かった!

2010年にANASFC修行を行い、Super Flyers Cardを取得して以降の2年間、私はできる限りSFCの利点を活かすべくANAとべったりの付き合いをしてきました。期待していたとはいえ、その効果はかなりのものです。もちろん、目に見えて感じる利点もあれば、あまり実感がない利点もあります。そこで、個人的にSFC取得後の2年間を振り返りつつ、「SFCを取得してよかった」と思う理由を、恩恵を受けた順にまとめてみました。

(1)空席待ち種別A⇒◎

なかなか発揮する機会はありませんが、「予定が変わって当日に便を変更したい」といった時は、SFCの威力を痛感させられました。 私の場合、3連休初日の往路を繰り上げたかったのですが、あいにく希望の便は満席。種別Aの2番という番号をもらい、空席待ちをすることになったのです。一般の種別BやCの方々は合計で20名程度待っていたのですが、幸いにも種別Aということで、すぐに番号が呼ばれました。逃せば何時間も待たなくてはならなかったため、呼ばれるまでは本当に不安な時間を過ごしましたが、SFC会員の特典である種別Aだったからこそ、多くの人が待っている中、空席を優先的に割り当ててもらえたのです。「SFCがなかったら…」とゾッとした瞬間でした。

(2)優先カウンター&優先搭乗⇒○

空席待ちのようなアクシデントがなくても、Super Flyers Cardは威力を発揮します。繁忙期は長蛇の列ができるカウンターや手荷物検査場も、上級会員向けの専用レーンを利用できるため、ストレスなく通過できるのです。また、優先的に機内へ搭乗することができ、荷物を収納して座っていられるので、他の乗客の混雑に煩わされることもありません。優先レーンを通って足止めされることなくゲートまで直行、優先搭乗を利用して先に座ってしまう…というのが最近の搭乗パターンです。時間もそれだけ短く見積もって出発するので、時間節約に繋がります。

(3)ラウンジ&優先手荷物⇒△

あまり利用しないのですが、搭乗前のラウンジ利用や、預けた手荷物が優先的に出てくるというのも特典の一つです。早く空港に着きすぎてしまって時間が余った時にラウンジが使えるのは重宝しますし、やむを得ず機内持ち込みできない荷物を預ける際にターンテーブルで無用に待たなくて済むのは地味にありがたいかと思います。ただし、「利用できる場面が限定されてしまう」特典であることに変わりはありません。ラウンジではリッチな気分が味わえるものの、特に羽田は搭乗口から離れている場合が多く使い勝手が悪いですし、そもそもANAラウンジがない空港も以前多くあります。また、手荷物を預けずに、ターンテーブルで待たないで済むに越したことはないのです。

(4)その他の優遇⇒×

搭乗口を通過する際やカウンターで受付する際に、「いつもご利用ありがとうございます。」とは言ってもらえるものの、決して喜ぶほどのことではなく、「一般人にはちょっと嬉しい」というレベルでしょうか。以前まで噂に上がっていたような、「機内でわざわざ挨拶に来る」ということはありません。座席予約を優先的に出来るという触れ込みにはなっているものの、予約開始日に予約する緊急性もなく、「得した」と感じられる他のサービスはないのです。

このように、Super Flyers Card(スーパーフライヤーズカード)の恩恵は、特に(1)や(2)に依るところが大きいと思っています。しかし、たったこれだけのポイントが、旅行をスムーズにさせてくれているのです。海外旅行では、荷物が出てくるのに時間がかかったり、空港カウンターに長蛇の列が出来たりするのが日常茶飯事だったりします。そんな時に、たった一枚のSuper Flyers Cardが解決してくれるのは大層心強い。取得までの対価と釣り合うかは人それぞれですが、SFCは伊達じゃないことは確かです。

投稿:2/17/2013