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By wps.

夕飯のおかずは海外ドラマ(「X-FILES」に捧ぐ)

事実、海外ドラマと一緒だったからこそ、どんなことでも乗り越えて来られた。愛すべき海外ドラマ達に捧ぐ。

中学生の頃、近所のGEO(TSUTAYAではないのが味噌)で何気なくX-FILESのファーストシーズン第1巻を手に取って以降、私は海外ドラマにどっぷりハマってしまった。X-FILESなんていうのは、ホラー要素満載で、一般人が楽しむような作品ではないと思っていたのに・・・だ。X-FILESは、妹が宇宙人に拐われたと信じ続けるFBI捜査官フォックス・モルダーを主人公に、超常現象の謎に迫り、一大ブームを巻き起こした長寿作である。以前は、ファーストシーズンから第9シーズンまで、レンタルビデオ屋の棚を幅広く占めていたものだった。そして、私は、「The trues is out there.(真実はそこにある。)」を信条に、いくら否定されても地球外生命体や政府の陰謀の謎を明かそうと奮闘するモルダーの姿に、心奪われていた。今でも私の部屋には、「I want to believe.」というメッセージと共にUFOが映るポスターを部屋に飾っている。これは、X-FILES劇中でモルダーが自分の執務室に飾っているものと同じだ。

X-FILESを見終えた私は、世紀末思想をテーマにした「ミレニアム」や、宇宙人の襲来をテーマにした「ファーストウェイブ」なんかを続けて見ることになったのだが、その中でも長い付き合いになったのは「スターゲイトSG-1」シリーズだった。「スターゲイト SG-1」は、「エジプトのピラミッドは宇宙船の発着場」「惑星間はスターゲイトと呼ばれる移動装置で繋がっている」という設定が異色のSFドラマだ。神話や伝説をモチーフにした宇宙人が敵味方含めて数多く登場し、毎週様々な惑星を舞台にアメリカ軍人や考古学者らによるSG-1チームと戦いを繰り広げる展開は、非常に興奮させてくれた。ちなみに、「スターゲイト SG-1」はアメリカで人気作となったため、「アトランティスは銀河の彼方にある要塞都市」という設定のスピンオフ作品「スターゲイト アトランティス」も第5シーズンまで作られることになった。

見方を変えると、SG-1やアトランティスチームがわざわざ他の惑星に乗り込んで行って、地球代表よろしく正義の味方を演じるのは、「地球の命運はアメリカが握っている」という発想がなければ作れなかったであろう。日本ではまるで見かけない発想なのだと思う。自分の国にはない文化や考え方が色濃く出るからこそ、海外ドラマは面白く感じられるのだ。その後私は、「24」や「LOST」といった作品も全て観ることになったが、これらの作品も、「24時間を区切ってリアルタイムにストーリーを進める」や「時間軸を前後に動かしながらストーリーを進める」という、日本では通常用いない手法が醍醐味であり、海外ドラマの力強さを見せつけられた。

私は、普段あまりテレビ番組を観ない。中学生の頃からずっと、海外ドラマばかり観てきた。1話見終わる頃に夕飯を食べ終わるのが決まったスケジュールで、続きが気になって仕方ない時には2話、3話とぶっ通しで見ては、寝不足な毎日を過ごしたのだった。小説を読んでる時間と同じように、海外ドラマを観ている時間は全てを忘れて気分転換できる。さすがにハマり過ぎは身体に毒なのだけれど、おかげで毎日の学校や職場からの帰り道は楽しみで仕方なかった。私にとって、海外ドラマは定番の「夕飯のおかず」であり、惹き付けてくれた日々に感謝しきれないほどだ。仕事が忙しくて、最近は新たに海外ドラマを見始める余裕はないのだけれど、いつかは他のヒット作品を開拓したり、今回挙げたような愛すべき作品を見返したいと思う。

投稿:2/24/2013