前回、稚内タッチ(40分間でとんぼ返り)を実行し、沖縄タッチよりもさらに大きな喪失感にさいなまれました。最早宿泊代を節約…なんて言っていても仕方ない。ようやく、泊込みの修行を敢行することにしたのです。結論。「旅は良い。たとえ一泊でも」
4/10 羽田→沖縄→仙台
ANA125 羽田10:15 - 那覇12:50
ANA464 那覇14:20 - 仙台16:55（当日UP）
4/11 仙台→沖縄→羽田
ANA463 仙台11:55 - 那覇14:50
ANA130 那覇15:50 - 羽田18:10
スーパー旅割＋当日UP×1 / 61,000＋7,000
プレミアムポイント / 6,342＋1,130（単価：9.1）
獲得マイル / 8,736
1ヶ月ぶりになる修行。実を言うと、前回の稚内SFC修行以降ぱったりと時間が空いてしまったため、待ちにまった修行だったのです。時間に余裕はあったので、蒲田から京急バスでゆっくり向かいます。所要時間は20分程度ですが、京急蒲田の開かずの踏切に引っかかると5分以上時間をロスするようです。久しぶりの羽田に着くと、プレミアムクラスチェックインカウンター(19番)へ急ぎます。前日の時点で沖縄→仙台間のプレミアムクラスに空席があることを確認していたので、はなからアップグレードが望めない羽田→沖縄は通常通りチェックインし、沖縄→仙台をプレミアムクラスに当日アップグレードしました。なお、羽田→沖縄→仙台なんていうキテレツな乗り方をしては修行バレバレですので、感の良い地上係員さんなら「当日中の乗り継ぎですね？」とだけ確認され、さっさとチェックインor空席待ちをしてくれます。私はやはりこっぱずかしいので、「お手数おかけしてスミマセン m(__)m」的なことを言って毎回恐縮しています。早く解脱したいものです。
先日より飲み物が有料化されましたが、機内は混乱もなく、淡々と希望する人から料金が徴収されていました。「マイレージカードがあればお貯めすることもできますが…？」と毎度確認し積算作業をしていくところがめんどくさそうに見えます。というより、毎度そんなやり取りを繰り返しているのを聞くのが、個人的には多少耳障りなようです(笑)沖縄は快晴。徐々に近づく本島を見ると、気分が晴れ晴れとしていきます。たとえ観光産業に依存し、その裏に悲しい歴史があろうが、やはり綺麗な場所には変わりません。以前から気になっていたのですが、滑走路の先に飛行機の着陸を間近で見られる場所があります。調べてみたところ、瀬長島と言うようです。沖縄のセントマーチンのような場所に、俄然行ってみたくなりました。
久しぶりの沖縄はどこか感慨深いものがあり、なぜか「帰ってきたぁ」と思ってしまうのは修行僧特有の精神構造でしょうか。かねてから気になっていた沖縄限定らしいハンバーガーショップ「A&W」に急ぎます。頼んだのはコンボ。フレッシュネスバーガーのように旨味のあるバーガーにオニオンリングのような食感のフライドポテトカーリーフライ、そして安っぽい味がなんとも懐かしいオレンジジュース。ファーストフードは好きではないものの、沖縄に来た時ぐらいは何度も挑戦したい味でした。
幸い外の天気は初夏の様相を呈していたので、空港の周りを歩こうと珍しく外に出てみました。そういえば国際線も飛んでいるんだっけと国際線ターミナルへ散歩してみることに。空港の建物を出て左へ進むと、ひらべったい建物がポツンと立っています。あいにく飛んでいない時間帯らしく、建物は真っ暗。来た意味がなかったかと引き返します。するとちょうどいい時間帯、優先搭乗でもしてみるかとゲートへ向かい、ふと気づきました。シグネット使ってみればよかった…。プレミアムクラスへアップグレードすれば、ラウンジが使えたというわけです。
羽田→沖縄よりも長時間のフライトは、仕事関連の本をゆったり読みながら過ごしました。プレミアムクラスのドリンクの半分は種類豊かなアルコール類ですが、ノンアルコールはほとんどが代わり映えしないどこにでもあるようなソフトドリンク類(伊右衛門、ポカリ…)。マイチョイスとの区別を図るのは良いとは思いますが、ANAマイチョイスのソフトドリンクとかも選択肢に入れてもらえれば良いのに…アルコールの方が高いだろうし、と思った次第です。そうこうしているうちに、初の仙台空港。しかし、頼りの仙台空港アクセス鉄道は30分間隔…空港内を散策しつつ時間を潰します。こざっぱりした空港です。必要最低限に活気のある店舗とカウンター。そして綺麗な建物。なかなかファンになれそうです。東京と同じくJR東日本管内なので、ホームに流れる音楽はまるで一緒。あまり東北に来たという感じもせずに、20分ほどで北の杜 仙台駅に到着です。
待ち合わせまで時間がなかったため、今日の宿アパヴィラホテル＜仙台駅五橋＞にさっさとチェックイン。しかしまぁ、駅前と言っては駅前なのですが、なかなかこのホテルは遠いです。駅前のロータリーから視認できる距離ですが、歩くとけっこう時間がかかります(15分ほど)。クチコミ通り綺麗なホテルでしたが、ただでさえ時間がない中では、多少汚くてもホントの駅前がいいかなと切実に思いました。写真中央奥、わかりにくいですが東横インの奥がアパヴィラホテルです。グレードを落とすならホテルサンルート仙台、グレードを上げるならリッチモンドホテルプレミア仙台駅前がアクセスしやすいでしょう。
支社に勤める同期と久しぶりに飲んだ翌朝はとてつもなくダルかったのですが、牛タン食わずに帰れるかと目当てもないまま仙台駅をさまよいます。結果、時間がなくなり有名そうな「伊達の牛たん 仙台駅1階エスパル店」に駆け込み朝昼兼用で済ませました。写真は「牛たん定食（1,470円）」ボリュームにしては少々高いかなという印象を受けます。テールスープに至っては、新宿ねぎしと変わらないんじゃないかという味付け。ちゃんと探せば、1,000円ぐらいでもおいしい牛タン食べれそうな気がしました。その後は再び、仙台空港アクセス鉄道を使い空港へ。前日飲み疲れたせいもあってか、復路はひとしきり寝た後、小説にどっぷり浸かっていました。1泊2日ではやれることも限られていますが、日帰りよりは確実に多くのことができました。翌週、件の同期は結婚式を挙げました。そんな人の幸せに触れられたことも、今回の収穫だったのです。お幸せに。
＜2010年ANASFC修行 これまでの達成状況＞
航空運賃総額 ：223,200円プレミアムポイント累計：21,995
プレミアムポイント単価：10.15
修行による積算マイル ：25,924